ブルースセッション定番曲20

ブルースセッション定番曲20

ブルースセッションで非常によく演奏される曲目を、筆者の経験にもとづき20曲ピックアップしてみました。

どこのセッションでも演奏する人がほぼ必ずいる、定番と呼べる有名どころです。

名づけて、ブルースセッション定番曲リストPart1。

覚えておけば、たいがいの場面で「知ってる曲がないから参加できない」

ということはぐっと減るのではないでしょうか。

是非練習して、参加できる機会を増やし、ブルースセッションに臨んでみてください!

ミディアムテンポのシャッフル

やはりブルースと言えば真っ先に思い浮かぶのはシャッフルというぐらい、ブルースの基本中の基本のリズムです。まずは、これらの曲に触れて、ブルースらしいシャッフルの感じを味わってみてください。

8th feelのブルース

日本ではいわゆる8ビートと呼ばれるリズムで演奏されることが多い定番曲です。手始めにこのあたりから攻めてみてもいいかも。

マイナースケールのブルース

ブルースの基本的なコード進行は3コード(I/IV/V)ですが、マイナーキーでのスリーコード(Im/IVm/Vm)のブルースというのももちろんあります。

Thrill Is Gone
BBキングの名曲。すっごい渋くて筆者は大好きな曲。

Help Me
エンディングの唄のフレーズは「これ、聴いたことある!」って言う人がかなりいるぐらい有名ですよ♪

8小節のブルース

12小節で1コーラスという構成がブルースでは一般的ですが、8小節という構成もあります。有名な昭和歌謡の曲などでも1使われていることもあるので、コードの流れを聴くと「あっ!聴いたことある、この流れ!」となるかもしれません。

Ain't Nobody's Business

Key to the Highway

スローブルース

Stormy Monday
オリジナルはT‐Bone Walkerでシンプルな3コードだったのですが、むしろこちらで紹介するオールマンブラザースバンドのオッシャレな進行の方が有名です。そして、オールマン・ブラザーズ版の進行がなぜか「ストマン進行」と呼ばれています。本来はオールマン進行とでも言うべきですが(笑)

ジャズっぽい雰囲気のブルース

Route 66
ジャズブルース進行でやる場合も多い。オシャレ系の定番曲。ローリングストーンズもやってます。

構成やリズムに特長のあるもの

ブルースは基本的には1コーラスの構成を繰り返して行くシンプルなものですが、その枠にはまらずちょっと面白い工夫がしてあるものをいくつか。

Hoochie Coochie Man
Muddy Watersの代表曲。是非覚えておきたいところ。この構成「どこかで聴いたことある!」ってなる方も多いかも。

Got My Mojo Working
アップテンポなツービート系の定番曲の代表。かなり盛り上がる曲の一つ。

Caldonia
曲中にリズム的な仕掛けが入りますが、そんな複雑なものではないです。

以上、ブルースセッション定番曲20曲を紹介しました。

いくつか覚えたら、こちらのブルースジャムセッションでチャレンジ!

また読者さんの声をうかがいながら更新していくつもりです。

と、ここでもうひとつ。定番曲もそうですが、セッションに参加するなら是非押さえておいてほしいブルースマン達もちょっとだけ紹介しておきます。彼らの録音を聴くことで、ブルースらしいフレーズの引き出しが増えるかもしれません。

押さえておきたいブルースマン達
(ごく一部にすぎません)

B.B. King(ビー・ビー・キング)
Junior Wells(ジュニア・ウェルズ)
Elmore James(エルモア・ジェイムス)
Freddie King(フレディ・キング)
Albert King(アルバート・キング)
Sonny Boy Williamson(サニーボーイ・ウィリアムソン)
Magic Sam(マジック・サム)
Muddy Waters(マディ・ウォーターズ)
Howlin Wolf(ハウリン・ウルフ)
T-Bone Walker(ティーボーン・ウォーカー)

※万一、リンク切れなどあったらお知らせいただけると助かります。

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