ブルースセッションでよく演奏される定番曲を15個ピックアップしました。覚えておけば、参加できる機会が増えること間違いなしです。代表的な演奏のYouTube動画へのリンクもあわせて記しましたので参考にしてください。
ブルースセッション定番曲20
ブルースセッションで非常によく演奏される曲目を、筆者の経験にもとづき20曲ピックアップしてみました。
どこのセッションでも演奏する人がほぼ必ずいる、定番と呼べる有名どころです。
名づけて、ブルースセッション定番曲リストPart1。
覚えておけば、たいがいの場面で「知ってる曲がないから参加できない」
ということはぐっと減るのではないでしょうか。
是非練習して、参加できる機会を増やし、ブルースセッションに臨んでみてください!
ミディアムテンポのシャッフル
やはりブルースと言えば真っ先に思い浮かぶのはシャッフルというぐらい、ブルースの基本中の基本のリズムです。まずは、これらの曲に触れて、ブルースらしいシャッフルの感じを味わってみてください。
- Everyday I Have the Blues
- Sweet Home Chicago
- Rock Me Baby
- Let The Good Times Roll
- Dust My Bloom
- Shake Your Money Maker
- T-Bone Shuffle
8th feelのブルース
日本ではいわゆる8ビートと呼ばれるリズムで演奏されることが多い定番曲です。手始めにこのあたりから攻めてみてもいいかも。
マイナースケールのブルース
ブルースの基本的なコード進行は3コード(I/IV/V)ですが、マイナーキーでのスリーコード(Im/IVm/Vm)のブルースというのももちろんあります。
Thrill Is Gone
BBキングの名曲。すっごい渋くて筆者は大好きな曲。
Help Me
エンディングの唄のフレーズは「これ、聴いたことある!」って言う人がかなりいるぐらい有名ですよ♪
8小節のブルース
12小節で1コーラスという構成がブルースでは一般的ですが、8小節という構成もあります。有名な昭和歌謡の曲などでも1使われていることもあるので、コードの流れを聴くと「あっ!聴いたことある、この流れ!」となるかもしれません。
スローブルース
Stormy Monday
オリジナルはT‐Bone Walkerでシンプルな3コードだったのですが、むしろこちらで紹介するオールマンブラザースバンドのオッシャレな進行の方が有名です。そして、オールマン・ブラザーズ版の進行がなぜか「ストマン進行」と呼ばれています。本来はオールマン進行とでも言うべきですが(笑)
ジャズっぽい雰囲気のブルース
Route 66
ジャズブルース進行でやる場合も多い。オシャレ系の定番曲。ローリングストーンズもやってます。
構成やリズムに特長のあるもの
ブルースは基本的には1コーラスの構成を繰り返して行くシンプルなものですが、その枠にはまらずちょっと面白い工夫がしてあるものをいくつか。Hoochie Coochie Man
Muddy Watersの代表曲。是非覚えておきたいところ。この構成「どこかで聴いたことある!」ってなる方も多いかも。
Got My Mojo Working
アップテンポなツービート系の定番曲の代表。かなり盛り上がる曲の一つ。
Caldonia
曲中にリズム的な仕掛けが入りますが、そんな複雑なものではないです。
以上、ブルースセッション定番曲20曲を紹介しました。
いくつか覚えたら、こちらのブルースジャムセッションでチャレンジ!
また読者さんの声をうかがいながら更新していくつもりです。
と、ここでもうひとつ。定番曲もそうですが、セッションに参加するなら是非押さえておいてほしいブルースマン達もちょっとだけ紹介しておきます。彼らの録音を聴くことで、ブルースらしいフレーズの引き出しが増えるかもしれません。
押さえておきたいブルースマン達
(ごく一部にすぎません)
B.B. King(ビー・ビー・キング)
Junior Wells(ジュニア・ウェルズ)
Elmore James(エルモア・ジェイムス)
Freddie King(フレディ・キング)
Albert King(アルバート・キング)
Sonny Boy Williamson(サニーボーイ・ウィリアムソン)
Magic Sam(マジック・サム)
Muddy Waters(マディ・ウォーターズ)
Howlin Wolf(ハウリン・ウルフ)
T-Bone Walker(ティーボーン・ウォーカー)
※万一、リンク切れなどあったらお知らせいただけると助かります。
数曲マスターしたので披露したい!
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